■ 新年のご挨拶 ■ 事業推進大会 ■ シルバーフェスティバル ■ 高齢者活躍人材確保育成事業
■ 安全衛生・適正就業 ■ 無事故メッセージリレー ■ 設立40周年のセンター ■ 兵シ協からのお知らせ
新年おめでとうございます。
皆様方には、清々しい新年をお迎えになられたことと、心からお慶び申し上げます。
さて、昨年一年を振り返りますと、様々なことがありました。私たちの生活を苦しめてきたコロナも大きな節目を迎え「5類」に移行し、それに伴い、経済社会も、大きく動いて参りました。
更に、喜ばしいことは、何と言っても「アレ」。阪神タイガースが38年ぶりに日本一になったことです。また、大リーグの大谷選手が、日本人初のホームラン王と2度目のMVPに輝きました。将棋界では、藤井聡太さんの「8冠」達成という偉業がありました。これらは私達に大きな感動と元気を与えてくれました。
その一方、我々シルバー業界では、事業運営に大きな影響が懸念される「インボイス制度」について、全国的な特別措置の要望が展開されたものの10月に実施されました。また、高齢者の就業機会の拡大や、生きがいの創出を目的とするシルバー事業の基盤である会員数は、県内各シルバーセンター、総じて減少傾向という事態に至っています。
こうした中で迎えた新年、令和6年。今、社会全体に「人手不足」が深刻化しています。シルバー業界にも同様の波が押し寄せ、仕事の発注に対応できないセンターも多くあるようです。兵庫県シルバー人材センター協会では、こうした問題を、各センターの共通課題ととらえ、対応策を示した3カ年事業推進計画を策定しています。今年は2年目の中間の年です。相互の情報交換と協力によって、着実に推進し、実績をあげて行かなければなりません。
今年は「辰年」です。「成功という芽が成長し、姿を整えていく縁起の良い年」などと言われています。折しも、兵庫県シルバー人材センター協会は、今年創立30周年という節目の年を迎えました。これを好機に捉え、それぞれ適切な事業運営のもとに、各センターが、「辰年」にふさわしく発展して行くよう一緒に頑張って参りましょう。
今年一年、皆様方にとって素晴らしい年となりますよう、お祈り申し上げます。
会長 岩田 強 (公社)尼崎市シルバー人材センター
副会長 髙島 隆三郎 (公社)姫路市シルバー人材センター
専務理事 住本 昌彦 (公社)兵庫県シルバー人材センター協会
理事 塩澤 良治 (公社)猪名川町シルバー人材センター
理事 村上 明廣 (公社)西脇・多可シルバー人材センター
理事 川角 秀夫 (公社)養父市シルバー人材センター
監事 東仲 益司 (公社)三田市シルバー人材センター
副会長 藤原 睦 (公社)加古郡広域シルバー人材センター
理事 中塚 弘明 (公財)神戸いきいき勤労財団 神戸市シルバー人材センター
理事 市村 裕幸 (公社)加古川市シルバー人材センター
理事 敏森 正勝 (公社)佐用町シルバー人材センター
理事 藤本 幹雄 (公社)丹波市シルバー人材センター
監事 高見 奎二 (公社)高砂市シルバー人材センター
新年あけましておめでとうございます。
昨年は、新型コロナウイルス感染症が5類に移行し、社会経済活動が正常化しました。その一方で、物価高騰や円安は依然として私たちの暮らしに影響を及ぼしています。
こうしたなかでも、阪神タイガース、オリックス・バファローズ、ヴィッセル神戸の活躍は、私達に感動を与え、地域に元気をもたらしてくれました。
選手達のはつらつとしたプレーのように、令和6年の県政も、だれもが夢や希望を持って挑戦できる社会をめざし、「攻めの県政」を展開する一年にしたいと思います。
まずは、若者・Z世代への支援です。
兵庫県立大学・大学院の無償化や奨学金返済支援の拡充など、結婚・出産のハードルにもなっている教育費の負担を軽減します。また、海外への留学等を支援し、国際視野を得る機会を広げます。不妊治療支援や若い世代に向けた住宅支援の充実など、兵庫で子どもを生み、育てたいという希望を叶える環境づくりも進めます。
高齢者の安全安心な暮らしを守ります。
特殊詐欺被害が過去最悪のペースで増加するなか、被害者の8割を占める高齢者を被害から守るため、全国一の規模で集中的に対策を強化します。自転車ヘルメットの購入支援を行い、高齢者に多い自転車死亡事故の減少につなげます。また、ソフト・ハード両面からユニバーサルツーリズムを進め、年齢や障害の有無に関わらず安心して旅行ができる社会を実現します。
地域のポテンシャルを活かし、兵庫の持続的発展につなげます。
人と環境にやさしい農業、革新に挑む地場産業、地域に根付く芸術文化など、兵庫各地の人々の営みには、世界が持続可能な発展を遂げるための多くのヒントがあります。大阪・関西万博を機に、こうした現場に国内外の人々を誘う「ひょうごフィールドパビリオン」の取組を加速します。また、脱炭素社会実現の鍵となる水素エネルギーの活用や、有機農業の拡大に向けた担い手育成など、持続的な成長を支える取組を先導します。
県政推進にあたり、現場主義の徹底と対話重視の姿勢に変わりはありません。これまで以上に、現場に足を運び、地域の皆様との対話から出てくる課題やニーズを積極的に施策に反映していきます。
兵庫の新たなステージに向け、果敢に取り組んでまいりますので、皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
新年あけましておめでとうございます。
兵庫県シルバー人材センター協会及び各センター会員の皆様方におかれましては、心穏やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。また、労働行政の推進につきまして、平素から多大なるご理解とご協力をいただいておりますことに深く感謝申し上げます。
さて、景気については、個人消費は回復に向けた動きが広がっており、生産は一部に弱めの動きがみられるものの、全体としては横ばい圏内で推移しているなど、基調としては持ち直しております。
また、県内の雇用情勢は、有効求人倍率が令和5年7月に14か月ぶりに1倍を下回ってからは、1倍前後で足踏み状態が続くなど、物価上昇等が雇用に与える影響については、引き続き注視する必要があります。
このような情勢の下、兵庫労働局におきましては、県内22のハローワークと11の労働基準監督署、そして労働局本局とが一体となり、雇用環境・均等行政、労働基準行政、職業安定行政、人材開発行政の推進を図り、すべての人が活躍し働きやすい環境の整備に努めてまいります。また、新しい資本主義の実現に向け、物価高騰に負けない構造的な賃上げ・人手不足の克服を目指し各種対策を推進してまいります。
とりわけ高年齢者雇用対策について、人生100年時代と言われる中で、働く意欲と能力がある限り、年齢にかかわりなく活躍し続けることが出来る社会の実現を目指し、現在、高年齢者雇用安定法により定められています、70歳までの高年齢者就業確保措置の努力義務について実施に向けた周知を行うとともに、義務化されています65歳までの高年齢者雇用確保措置が全ての企業において確実に実施されるよう引き続き周知と指導に努めてまいります。
一方で、高年齢者の方々は、他の年代の方に比して多様な就業ニーズを持たれており、企業での雇用によらない、いわゆる「生きがい」や「社会貢献」などを目的とした自身のライフスタイルにあった働き方を望まれる方も少なくありません。シルバー人材センターにおかれましては、それらの要望や期待に応え、地域の日常生活に密着した就業機会の確保に積極的に取り組むことにより、「団塊世代」の方々を含め、我が国の経済を支えてこられた多くの方々が、地域社会の支えとして活躍できる場の創出にご尽力いただいているところです。就業を通じた高年齢者の生きがいや居場所づくりは、今後益々重要となり、シルバー人材センター事業への期待もこれまで以上に大きくなっていくと思われます。「自主・自立・共働・共助」の理念に基づく、シルバー人材センター事業が、より一層、積極的に展開されることを期待しております。
最後になりますが、貴協会及び会員の皆様方の益々のご健勝と、本年が明るい年となりますことを祈念いたしまして、年頭のご挨拶とさせていただきます。
令和5年10月20日(金) 神戸情報文化ビル松方ホールにおいて、「令和5年度兵庫県シルバー人材センター事業推進大会」を開催し、県内シルバー人材センター会員、役職員や県民などあわせて約350名の参加をいただきました。
開会にあたり、兵庫県産業労働部原田部長、兵庫労働局日髙職業安定部長にご祝辞をいただき、兵庫県知事表彰1名、会長表彰団体3団体、事故ゼロ運動表彰5団体、役員、会員、安全スローガン、職員の420名が表彰されました。
シルバー会員によるファッションショーを開催いたしました。
「Rebirth Collection‘23」と題して、出演者、ご来場の皆様方が「輝く明日へ生まれ変わる」という気持ちになれるようなショーになったと思います。今年は若手プロのタップダンサーをお迎えしてのオープニングで、ショーが最高潮に盛り上がりました。全体のリハーサルはもちろん、出演者の皆様も個々に熱心にウォーキング等の練習をされており、その成果が発揮できたと思います。
令和2年度より当協会のイメージキャラクターを務めていただいている徳永ゆうきさんのトーク&ミニコンサートを行いました。徳永ゆうきさんには、様々な機会を通じて兵庫県シルバー人材センターを皆様に知っていただく活動を精力的に行っていただいております。今回は昭和、平成、令和時代を通じてヒットした、皆様方がよくご存じの曲をご披露していただき、大変楽しいステージとなりました。
令和5年11月19日(日)神戸ハーバーランド スペースシアターにて「シルバーフェスティバル」を開催致しました。(開始11:00~終了15:30)
今年は県内13センターの職員及び会員100名以上に参加していただき、当日は天気にも恵まれ各ブースとも大勢の市民の方々にご来場いただき、にぎやかに開催されました。
各センターの出店ブースでは、会員の方々による手作りアクセサリー、ポーチなどの小物から衣類、また手作りジャムやレトルト食品、お米などが販売され、多くの方々に購入いただきました。
商品ご購入者には空くじなしの抽選会で、徳永ゆうきさんイラスト入り特製トートバッグ、養父市特産温石米など、豪華賞品をプレゼントさせていただきました。
また、イベントステージ上では、歌手活動の他、ドラマやバラエティーなど多数の番組に出演されている、当協会イメージキャラクターの徳永ゆうきさんによるステージショーが行われ、素晴らしい歌声と楽しいトークで会場を大いに盛り上げていただきました。
さらに、伊丹市、朝来市、西宮市シルバー人材センターからは、会員による生演奏を披露していただき、場内は心地よい音楽に包まれました。
参加いただいた各センターのご協力のおかげでこのイベントが盛り上がり、シルバー人材センターの活動を多くの方へ広くアピールすることができました。心よりお礼申し上げます。
⾼齢者活躍⼈材確保育成事業とは、会員の就業を促進するため 60 歳以上のシルバー⼈材センター会員を育成する事業です。兵庫県シルバー⼈材センター協会は、地域の⾼年齢者が⼈⼿不⾜の分野にて就業するにあたり、必要な知識及び技能を付与することを⽬的として技能講習を企画・運営しています。⼀⼈でも多くの⾼年齢者の活躍の場を確保して、臨時的かつ短期的、または軽易な業務に係る就業の⽀援を行います。
今年度は、県内各地で 12 種類の「技能講習」と 4 種類の「就業体験」を計画、実施しています。
実績 | 年間計画 | |
技能講習の回数 | 44回 | 72回 |
技能講習受講生(修了者)合計 | 468人 | 720人 |
就業体験の回数 | 4回 | 4回 |
就業体験受講生(修了者)合計 | 18人 | 12人 |
剪定/丹波市(7月) |
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・剪定の基本的な考えをふまえ、実践していきたいです。 ・作業においても親切、丁寧に指導がありわかりやすかったです。 |
家事支援/芦屋市(9月) |
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・短時間の間にわかりやすく説明していただき、楽しみながら学ぶことが多かったです。 ・傾聴も清掃も今まで無意識でやっていたことに気づかせてもらいました。 |
スマートフォン活用/相生市(10月) |
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・スマホを使う上での不安が少なくなりました。安心、安全に使うために勉強になりました。ラインをもっと使いこなしたいという意欲がわきました。 ・わからない箇所をたくさん説明していただいて大変ありがたく思います。 |
2022年度警察庁の統計で、65歳以上の都道府県別高齢者自転車事故件数ランキングで兵庫県は第4位となっています。
また、令和5年4月1日から改正道路交通法が施行され、自転車のヘルメット着用が努力義務化されました。
自転車を運転するすべての人がヘルメットをかぶることに努めなければならないのはもちろんのこと、同乗する方にもヘルメットをかぶらせるように努めなければなりません。
警察庁が9月に公表した調査結果では、兵庫県のヘルメット着用率は6.2%で、全国平均13.5%を大きく下回っています。自転車ヘルメットの着用促進に向けて、現在兵庫県では「自転車ヘルメット購入応援事業」を実施しています。
ルールを守って安全な自転車走行に努めましょう!
2022年都道府県別 高齢者自転車事故件数ランキング(警視庁)
順位 | 都道府県 |
1万人当たりの 事故件数 |
1 | 東京 | 19.22 |
2 | 大坂 | 12.53 |
3 | 栃木 | 10.63 |
4 | 兵庫 | 10.15 |
5 | 愛知 | 8.83 |
6 | 埼玉 | 8.67 |
7 | 群馬 | 8.47 |
8 | 香川 | 7.95 |
9 | 静岡 | 7.69 |
10 | 神奈川 | 6.98 |
全国 | 6.82 |
日時 令和5年12月4日(月) 13:30~15:30 場所 兵庫県民会館 10F 福の間 議題 自転車の交通安全対策について 講師 (一財)兵庫県交通安全協会 教育啓発推進部長 森江 満 氏 (一財)自転車安全対策協議会 事業部副部長 白石 嘉成 氏 参加者 県内センターの安全・適正就業推進員等 33名 |
無事故メッセージリレー ~県内センターを安全のバトンでつなぐ~ |
養父市シルバー人材センターの「無事故」への取り組み
公益社団法人 養父市シルバー人材センター 常務理事兼事務局長 守本 隆之
当センターでは、年度当初に安全委員会を開催し、安全就業対策実施計画を立て、会員の就業事故の根絶を目指しています。 毎年、その計画の中の安全目標で、「無事故日数1000日を目指す。」としています。センター設立以来、無事故日数が500日を超えたことが1回しかなく、1000日は非現実的な数字に思えるので、目標をもう少し下げてはという意見も聞きますが、頑なに1000日にこだわり目標日数としてきました。 センターの玄関口に、安全就業記録表を設置して無事故日数を掲示しています。その記録表の数字が12月10日に660日となりました。1000日が、現実的な数字に見えてきました。あと1年、役職員、会員ともに安全への意識を高め、無事故記録1000日という大きな目標を達成しようとしています。
<特徴ある安全就業への取組> 他のセンターと比較して、当センターが特徴ある安全就業への取組を実践しているわけではありません。安全パトロール、安全技能講習(剪定・草刈・運転)、広報やチラシを活用した安全就業啓発等基本的な取組の繰り返しです。 強いて特徴ある安全就業への取組を紹介するならば、次のことが考えられます。
① 雨天時の作業の回避です。特に重篤事故につながる剪定や草刈り作業については徹底しているところで、 時には期限に間に合わないなど、発注者にご迷惑をかけて謝罪することもあります。 「安全は全てに優先する」を組織的に取り組んでいます。 ② 入会説明時に安全就業対策の取組について詳しい説明をし、当センター会員の安全意識の高さを 強く印象付けて入会を勧めています。 ③ センター職員は、会員が就業する場所を巡回する際は、必ず事故の未然防止意識をもち、 事故につながる可能性があると感じたときは、どんな些細なことでも会員に伝え注意しています。 ④ 市の委託事業で、フレイル予防の研修を受けた会員が、地域等に出向いてフレイルの先送り教室を開催しています。 今年で10年となりました。会報にフレイル予防の取組を紹介する記事を毎回掲載して啓発しています。 また会員向けの研修や講習会の際には、その教室のメニューを取り入れるなど、常にフレイル予防を意識した 生活を送るよう呼び掛けています。
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県内シルバー人材センターの就労以外でのSDGs取り組み事例を一部紹介します。
【資格取得の支援】
資格取得のための助成制度により、センター職員の更なるレベルアップを図っています。
【フェスティバル・フェア等のイベント開催】
各種催しを通して地域住民の方等へ、シルバー事業の活動内容を周知するとともに、会員相互の親睦、会員の加入促進を図ることを目的にシルバーフェアを開催しました。
【ボランティア活動】
社会参加・社会貢献活動として、また、センターの存在を広く地域社会に周知する普及啓発活動を兼ねて、草刈り、窓拭き、ゴミ拾いなどのボランティア活動を組織的に行なっています。
【サークル・同好会活動】
サークル・同好会活動は、「自主・自立、共働・共助」の理念に基づき、会員が企画し、自主運営しているもので、演奏同好会、手芸同好会、ハイキング同好会、絵画同好会など様々な分野で活動しています。
健康寿命をのばす、「からだの健康」、「食の健康」、「こころの健康」について ~ 健康ひょうご21県民運動より ~
からだの健康
1 毎日歩こう 背筋を伸ばして 今のあなたに もう1,000歩
2 毎日10分ストレッチ からだにうるおい こころにゆとりを
3 通勤・通学・家事などで ちょっとした工夫の運動を
4 週に2回は 楽しく運動・スポーツを
食の健康
1 朝・昼・夕 毎日きちんと3度の食事
2 食育で見直そう 主食・主菜・副菜のそろった日本型食生活へ
3 いろんな野菜をたっぷり食べよう 1日5皿を目標に
4 塩分半減 素材の味を楽しもう
5 上手に使おう 食の健康協力店
こころの健康
1 睡眠で保とう こころの健康
2 ストレスチェックで こころの不調に早めの気づき
3 悩みや不安があるときは まずは誰かに相談を
公財社団法人 宝塚市シルバー人材センター
理事長 木本 𠀋志
宝塚市シルバー人材センターは、昭和57年10月1日に設立され、このたび設立40周年を迎えることができました。 これは、会員の皆様のたゆまぬ努力はもちろん、地域の皆様や宝塚市をはじめ関係諸機関のご支援のたまものであり、心より感謝申し上げます。
当センターは、この40年を通じて順調に発展してまいりましたが、この間、我が国の社会経済状況は大きく変化して、少子高齢化の進展や企業の雇用延長、高齢者の就労ニーズの変化、コロナ下における働き方の変容など、働く環境が大きく変化してきました。
人生100年時代といわれる今、「自主・自立、共働・共助」という基本理念を踏まえ、さらに魅力あるセンターをめざし、高齢者が自分らしく生き生きと活躍できる場の提供を通じて、社会福祉の向上への一助となるように努めてまいります。
兵庫県シルバー人材センター協会をはじめ、県内各センターの皆様方には、今後ともご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
公益社団法人 高砂市シルバー人材センター
理事長 高見 奎二
高砂市シルバー人材センターは、昭和57年12月に設立され、40周年を迎えることができました。 節目の年は振り返る年でもあると思います。様々な波があり、その時々に波に乗ったり、漂ったりしながら今日を迎えられましたことは、市民の皆様、事業所の皆様、行政等関係機関の皆様の温かいご支援・ご協力・ご指導・ご理解の賜物と心より感謝いたしております。
「自主(自分のものとして考え)・自立(自分たちの力で育て)・共働(一緒になって働き)・共助(お互いに助け合う)」を基本理念とし、「年を重ねても働き続け、社会に貢献したい」という高齢者が活躍できる場がシルバー人材センターであると思います。設立から40年が経ち、高齢者を取り巻く環境も大きく変化してまいりました。また、新型コロナウィルス感染症の流行を機に働き方の改革が進み、人々の価値観も多様化し、要求される内容についてもより高いレベルを希望されるようになってきております。事業の効率化、コストの削減、利便性の向上等により更なる事業運営の安定化を図り、地域になくてはならない存在となれるよう努めてまいります。
兵庫県シルバー人材センター協会をはじめ県内の各センターの皆様方にはより一層のご支援・ご指導を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
兵庫県シルバー人材センター協会では、県内の各センターを対象に毎年様々な研修会を実施しており、大きく分けて「階層別研修」と「分野別研修」の2種類となっています。
今年度は各センターの次世代を担う職員の育成を目的とした研修会を2日間にわたって開催し、多くの職員に参加いただきました。このような研修は、ここ数年はコロナの影響で開催できませんでしたが、センター間のネットワーク作りができたのはもちろんのこと、同年代の同じ志を持った職員が集まったことで、改めて個々の仕事について見つめ直す良い機会となりました。
令和5年度の実施状況は以下のとおりです。
【階層別研修】
研修名 | 開催日 | 参加人数 |
役職員研修会 | 6月13日(火) |
77名 |
新任役員・事務局長 研修会 |
7月19日(水) | 42名 |
監事研修会 | 8月24日(木) |
27名 |
シルバー人材センター 次世代職員育成研修会 |
10月26日(木)~ 10月27日(金) |
37名 |
役員研修会 | 12月1日(金) |
34名 |
【分野別研修】
研修名 | 開催日 | 参加人数 |
ブロック別 安全就業講習会 |
6月21日(水) |
38名 |
安全・適正就業 推進委員等研修会 |
12月4日(月) |
33名 |
シルバー派遣事業 実務担当者研修会 |
1月実施予定 |
兵シ協では、シルバー人材センター職員として業務に必要な資格の取得を促進することを目的として、平成30年度に助成制度を創設し、令和3年度からは対象となる資格を拡大しました。ぜひセンター職員の皆様にご活用いただき、更なるレベルアップを図るとともに自己の能力開発に努めていただきたいと思います。
区分 | 対象となる資格 | 支援内容 |
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資格A |
日商簿記検定2級 公益法人会計検定2級 第一種衛生管理者 |
外部講習会受講費用全額(交通費実費含む)、受験料(交通費実費含む)。 ただし、2回目以降の受験については受験料(交通費実費は含まない)のみとし、3回目までを限度とする。 |
資格B |
日商簿記検定3級 公益法人会計検定3級 第二種衛生管理者 |
受験料(交通費実費含む)。 ただし、2回目以降の受験については受験料(交通費実費は含まない)のみとし、3回目までを限度とする。 |
※ご不明な点等ございましたら兵シ協までお問い合わせください